AGプリント工房

DTP


■フォントの種類

 Windowsではいろいろなフォントがあります。
ゴシック体、明朝体の代表的なフォントをリストアップしてみました。
Windowsペイントの文字入力で活用してみてください。

▼ゴシック体

ゴシック体は主に伝票などの数値や文字に適しています。
見出しやタイトルなど無難な字体です。
ニュースや雑誌、チラシ、広告、張り紙に使われています。
アップデート、最新情報などに効果的です。
しかし半面、安価で軽率だったり強すぎたりするイメージになります。








ゴシック体 サンプル

▼明朝体

明朝体は日本伝統の書体です。
高級感を強調したり、落ち着いた柔らかい表現を出す場合によいです。
女性誌、AV誌、小説、かしこまった長文などひらがなを多用する場合に使います。
会員規約など重要な事項に有効です。
半面、ゴシックに比べて弱く、公文書や教科書など堅すぎるイメージがあります。
サンプルは太字にしています。








明朝体 サンプル

このほかWindows10にはいろいろなフォントを加えることができます。
詳しくはPCのコントロールパネル、個人用設定、フォントを参照してください。

■用紙の種類

 一般のインクジェット(BJ)プリンタでは
一般用紙に比べて厚手のもので
印刷機のような薄手の紙は苦手な特徴があります。 

 ▼普通紙、コピー用紙

 文字や数字、地図など資料や広告をプリントするのに最適です。
ドラフト機能があれば高速に印刷できます。インクジェットでは
インクがにじみやすく地図など詳細な図や明朝体など質が下がります。
コピー用紙の場合、カラーのレーザープリンタであればOKです。
コストを抑えるため普通紙の裏面でも問題ありません。

 ▼インクジェット紙

 詳細地図、グラフなどイラストに最適です。
インクがのりやすいので精細かつ微妙な色合いなどによいです。
16色などのグラフやチラシなどとりあえずカラーで印刷したい場合ですね。
普通紙より価格は若干高くなります。

 ▼マット、光沢紙、印画紙

 作品、記念写真、イラスト、CGなどプリンタ向けの用紙です。
光沢紙は高いですが印画紙になるとかなり高額です。
画像や写真を印刷する場合は光沢紙がベストです。
画面より若干黒く印刷します。

 ▼厚紙、封筒、更紙、ボール紙、わら半紙、ケント紙など

 印刷することは可能ですが対象外印刷物になる機種もあります。
多用すると動作不良や故障の原因になることもあります
詳しくはプリンタのマニュアルを参照してください。 

■DPI(印刷解像度)

WindowsMe以前のプリンタでは360dpiが標準です。
1インチが2.54cmで1インチに360個点を打つことができます。
1ドットがおよそ0.07mmです。髪の毛一本よりも細いですが
ビットマップで印刷すると微妙なギザギザ(ジャギー)感がありました。
ほとんどは画像加工でぼかしを使ったりJPEGでかなり抑えられています。

これを高性能プリンタは720dpiとか1440dpiと2倍、4倍の解像度で低減させています。
ギザギザを我慢すれば格安プリンタでも現在は2倍〜8倍以上です。

キャノンプリンターのレーザーショットなど高性能白黒プリンタなら
1000dpi以上あるので製図の線のギザギザ感が少なくなりプロッタ同等の性能に近くなります。

印刷性能なのでHDモニタと同等程度のCMYKの微妙な色表現の幅が広がります。
完全なWYSWYGで何でも刷れます。

プリンタはかなり進歩しており、どのプリンタも印刷解像度は問題ありません。

画像の質とアプリが問題になってきます。
webなどの粗い画像ではどんなにいいプリンタでもよい結果は出ません。

■インクは純正を

 インクはドラフト印刷、伝票など個人的な印刷であれば格安インクでも良いですが
写真を渡したり、書類を送付するする場合は純正インクにしてください。
格安インクは黒くなったり、発色がよくないことが多いです。 

■インク消費を抑えた編集

文字やデータを印刷しないのであれば節約する方法があります。
色を黒から灰色に変えるなど白に近い色にすることです。
黒の場合、黒インクを使いますので、これをグレー、ライトグレーなど使うと節約になります。

そんな難しくはありません。画像は屋内より屋外で撮影した方が節約になります。

また機種によってはCMYを混ぜて黒に近い色と黒色Kを使うなど
バランスを考えている機種もあります。

■印刷の不具合

 今のPCでは画面と同じ色になるようにソフトウェアで調整されています。
PCの明るさと近い程度まで室内を明るくしてみてください。

・色が悪い

青かったり、赤かったり、白かったりする場合はヘッドクリーニングをすると改善します。
機種によってはヘッドカートリッジを交換する場合もあります。

・紙詰まり

用紙が曲がってまっすぐに送れなかったりすると起こります。
何度も起きる場合は用紙セットしなおしてください。


■通信機能

 プリンタはPCを使ってUSBやLANで接続する従来タイプのほか、
現在は無線LANから専用ソフトでPCやスマホで使うタイプや
Bluetoothの無線接続タイプがあります。

・ペアリング

接続する端末と数字コードによって常時接続します。


■カメラの設定

カメラにはオートフォーカスとマニュアルがあります。
オートで難しい場合はマニュアルで調整します。

・ISO感度

フィルムの感度です。
ISO100では室外の明るい場所の写真撮影
ISO400〜600では屋内や周辺の風景などの撮影
ISO1200〜3600では暗がりの場所、夕暮れ、夜間など高感度の撮影


・シャッター速度

カチャッとなる速度です。感度が低いとシャッター速度を遅くします。
夜間では100分の1程度に設定します。
水の流れを滝のようにしたい場合はシャッター速度を1秒くらいにします。

・EV

シャッター速度の数値より大きく変わります。オートで使います。

■カメラの設定

いかに良く写すかカメラマンの腕になります。
ふつうに正面からでは立体感が出ません。少し斜めに撮ってみましょう。
どちらかというとアップぎみで望遠も欲しいです。
もし、ない場合は解像度を上げて画像をカットするといいかもしれません。
数枚で雰囲気を出したい場合は
マンガのコマの構成を参考にうまく撮影をしましょう。
画像サンプル
これはケータイで撮りました。
条件としては太陽を背中にして撮ると
逆光など白くなりにくいですから
撮影する時間にもよります。
風が止んだ瞬間に撮ったのですが、
多少ブレがあるのは少し風があったからでしょうね。
JPEGは画質が落ちます、画像フォーマットはTIFFがよいです。
画像加工が終わってからJPEGで保存しましょう。